42号 おすすめ青果のご案内

東ネグロス州マンティケル村の生産者
ダニーロ・サビナンさんからのメッセージ
今年前半の干ばつは深刻でした。ネグロスバナナの収穫量は昨年に比べて10分の1以下に減少してしまいました。ネグロスバナナが主な収入源でしたので、バナナの収穫量が戻るまで、被害を受けたバナナを抜き取り、その場所に野菜を植えて収入を確保していました。
そして、ようやくネグロスバナナの収穫量が戻ってきました。1月にはピークを迎えます。
ネグロスバナナを栽培していて、一番苦労することは、台風や干ばつなどの天候被害です。バナナは風に弱い作物で、また干ばつの被害を受けると回復に時間がかかります。それでもネグロスバナナの栽培を決してやめるつもりはありません。この山間の村まで定期的に集荷に来てくれるのは本当に助かっています。他の野菜は、町まで運ばないといけないですし、価格も安定していません。
グリーンコープの皆さんとの関係が今後も続くことを願って、ネグロスバナナの栽培を続けていきます。

今年は干ばつや台風・強風被害で8月以降にバナナの収穫量が大きく減少しました。ようやく回復してきた矢先の10月末にミンダナオ島でマグニチュード6.5の地震が発生し、産地の1つであるコタバト州マキララ町が大きな被害を受けました。マキララ町では生産者の家も崩れ、生活にはまだ多くの困難が伴っていますが、バナナは順調に育っており、マキララの生産者は今後の復興に向けてバナナの出荷を再開しました。

みんなで利用することで復興支援になります!生産者を応援しましょう!!

地震の揺れが大きかった地域では、建物が全壊しています。

生産者の多くは簡易テントを立てて避難生活をしています。

冬野菜は夏から準備をしていますが、夏場の日照不足と豪雨、台風等の被害で準備が遅れていました。このため秋冬野菜は出遅れる見込みだったのですが、生産者が頑張って種を播き直したり、苗を植え直す等したところ、10月から好天に恵まれ、11月も暖かい日が続いたため、予想よりも早く、たくさんの野菜が豊作傾向になっています。しかし、注文数が例年より少ないため、たくさんの野菜が畑に残っています。グリーンコープの産直青果物は、生産者と栽培内容や量を話し合い、なるべく農薬を使わないで栽培した、優れた農産物です。「いのちを育む食べもの」の利用ができるのは、生産者の安定した作物の栽培と出荷があるからです。みんなで継続した利用をして、生産者を応援していきましょう。

気温が高く、生育が順調でたくさんできています。程よい柔らかさとシャキシャキ感がたまらない新鮮なレタスです。生はもちろん、炒めても美味しいレタスを、ぜひご利用ください。

私たち島原自然塾は、雲仙普賢岳のふもとにある水と緑豊かな島原半島で、日々、安心・安全な野菜づくりに励んでいます。土壌消毒や除草剤を一切使用せず、堆肥や緑肥などで栄養たっぷり与えた「こだわりの土」で育った大根が、この時期、天候にも恵まれ、たくさん育ってどんどん収穫をしています。みなさんのご注文お待ちしています。

私たち島原自然塾は、水と緑豊かな島原半島で、日々、安心・安全な野菜作りに励んでいます。こだわりのふかふかな土で育った白ねぎは、シンプルにしんなりとするくらいに焼くだけで、甘くてトロッとしておいしいですよ!ご注文お待ちしています。

私達グリーンあさくらでは、8名で生産しています。かつお菜は(博多や福岡南部地域では)お正月には欠かせない野菜で、汁物(雑煮)のイメージがあると思いますが、煮物・和え物・炒め物にするのもおすすめです。軽くゆでて冷凍保存しておけば、炒め物や鍋にいつでも使えます。今年は気候もよく、とても立派なかつお菜ができました。心を込めて栽培していますので、是非ご賞味ください。

農業塾より

幸福(しあわせ)になる農業塾は、農業を取り巻く環境が厳しさを増していく(高齢化・後継者不足・耕作放棄地の増加など)中、グリーンコープの産直青果生産者とグリーンコープで一生に検討し、農業をやりたいと思う方々の研修と就農の支援を目的に2018年春に立ち上げました。このたび、1年間の研修を経た方々が就農されます。その農業のスタートを「産直農業塾卒業生の野菜セット」の利用をとおして応援していきます。農業を始めたばかりの生産者が化学合成農薬を使わずに栽培した野菜をお届けします。たくさんのご注文をよろしくお願いいたします。