カタログ28号(お届け日;10月10日~10月15日)で案内している青果・米の産地の様子をお届けします
この花、何だか分かりますか。
真っ白で、きれいでしょ。にらの花です。
「百姓倶楽部八女の郷」の吉開さんのにら畑です。
ミツバチが見えますか?無農薬のこの畑には、たくさんの生き物が寄ってきていました。
地道な取り組みですが・・・
先日熊本県の「御岳会」の田上さんと藤田さんがグリーンコープの青果センターに来られました。8月から9月にかけて葉もの野菜の傷みが増えたのを心配して、自分たちが出荷した野菜が物流センターについたときにどのような状態になっているか、確認に見えられたのです。グリーンコープの物流・農産の責任者も立ち会って、議論を重ねました。
野菜たちも生き物です。雨や風が続くと体力が落ちて弱ってきます。こうした野菜は収穫したあとしばらくは新鮮な状態ですが、一定の時間が経過したり、温度変化があると急速に品質の低下が起きます。
産地を出荷した時も、グリーンコープ青果センターで仕分けする時も全く異常はないのに、組合員さんのお宅に届いた時には悪くなっている、ということが起きるのです。
どうしたら品質低下を防ぎ、鮮度のよい状態でお届けできるのか、栽培管理の技術だけでなく、温度管理や輸配送の問題など多角的に研究する必要があります。
時間のかかる地道な取り組みですが、グリーンコープも産地も協力し合って乗り越えたいと思っています。
田上さん、藤田さん・・・お忙しい中、本当にありがとうございました。
風のいたずら
こちらは、グリーンコープふくおか職員・ワーカーズ有志による実習田。収穫を1週間後に控えた最後の草取りです。
田んぼに来てみると・・・ところどころ稲が倒れています。
前日の雨と風にやられたようです。