週刊おやさい通信 vol.29

今回の週刊おやさい通信は、グリーンコープふくおかの職員・ワーカーズ有志が取り組んだ実習田の報告です。

 豊作でした
「週刊おやさい通信」でたびたび紹介させていただいたグリーンコープふくおか職員・ワーカーズ有志による実習田の取り組みです。

「組合員の皆さんにグリーンコープのお米のよさを伝えるために、まず自分達が実際にお米を作り、生産者の苦労や思いを自分の体で実感する」という壮大な試みです。

快晴の秋空の下で、やっと稲刈りを迎えることができました。
総勢70名が鎌で手刈りし、コンバインまで運んで脱穀です。約360kgありました。わずか1反に満たない田んぼにもかかわらず、結構な大仕事でした。

「生産者の苦労が実感できました。」
「こんなに苦労してできるお米、大切に食べなきゃ。」
「これで、組合員の皆さんに自信を持って、自分の言葉でお米の利用をお勧めすることができます。」
職員・ワーカーズの皆さんにとって、収穫はお米だけじゃなくて、もっと大きな収穫があったようです。

田んぼを貸していただいた福岡市農協普通作研究部会の松村部会長さん、福岡市農協の皆さん、本当にありがとうございました。

健康と、農業と、環境と・・・

こちらは野外学習会・・・カマキリやこおろぎを見つけて大騒ぎの子どもたちです。
この3ヶ月間多くの生き物たちに出会うことができました。
「農薬や除草剤を使わない、あるいは減らす」ことは、その分「手間と労力をかける」ということです。


確かに大変なことですが、その結果、多くの生き物達を育むことができました。

稲刈りに驚いて飛立った昆虫を狙って赤とんぼが飛んできます。
 

生産者の健康と、食べる組合員の安心・安全・・それだけでなく農業は多くの生き物たちの生命(いのち)も育てています。お米や野菜を食べることが、農業を守ることにつながり、環境を守ることにもつながっている・・・「売るための商品」じゃない、本当の「食べもの」ってこういうことだと思います。

 

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