vol.23

 カタログ22号(お届け日;8月29日~9月3日)で案内している青果・米の産地の様子をお届けします。

新登場「産直パプリカ」・・・ながの農協飯綱

22号から新商品「産直パプリカ」が登場します。ここは長野県の増田さんのハウスです。
増田さんといえば「りんご」、ながの農協飯綱の減農薬りんご研究会の会長・・でも今日はパプリカの取材。

パプリカはこのくらいの大きさ・・ピーマンより大きいでしょう。肉厚で甘みがあるのが特徴です。

ところで「ピーマン」「カラーピーマン」「パプリカ」、いずれもナス科トウガラシ属の甘味種(甘トウガラシ)です。

ピーマンとカラーピーマンは別の品種で、緑の状態で熟すもの、色づいて熟すものという違いがあります。パプリカは同じ辛くない唐辛子の仲間でも、ピーマンとは別の系統なんだそうです。

収穫する時の軸の長さはこのくらい、膨らんだ部分を残して切るそうです。
こうすることで収穫後の日持ちがよくなるんだとか。

パプリカは「見た目」重視の作物だけに、一般的には農薬の使用剤数が多い作物です。
ちなみに各自治体の通常栽培慣行基準を見ると、福岡県~62剤、宮城県~48剤、長野県でも23剤。

でもグリーンコープに出荷するパプリカの使用剤数は10剤。増田さんは「このハウスのパプリカは、まだ2剤しか農薬を使っていないんだ。どこまで減らせるか我慢しているところなんだ。」と話します。

それから色について・・・グリーンコープで取り扱う「産直パプリカ」はレッドが8割、イエローが2割です。どちらが届くか・・・お楽しみ。

 

雪の多い長野ならでは・・・こんな工夫も

パプリカはハウスに支柱を立て、ヒモを張って苗を這わせて栽培します。

この支柱、どこかで見たような?と思ったら、「実は近くのスキー場で使ってたストックなんだ。古いものを捨てるっていうんで、ただで貰ってきたんだ。資源の有効利用だよ。」と増田さん。

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